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月刊 J-novel(ジェイ・ノベル)2012年6月号に『紅筋の宿』を寄稿しました。  

2012年 05月 20日
月刊 J-novel(ジェイ・ノベル)2012年6月号に『紅筋の宿』を寄稿しました。
『女性作家競演 満ちて 感じる 性愛小説』という、そそる特集です。興味のあるかたはぜひご賞味を。

# by etsu_okabe | 2012-05-20 13:55 | 小説作品

展覧会に作品が展示されます。「言葉と絵が内包する官能~官能小説家×イラストレータ~」   

2012年 03月 08日
何度か寄稿させていただいている官能文芸誌「悦」主催の展覧会「言葉と絵が内包する官能~官能小説家×イラストレータ~」 に、拙作「アカヘビ」が展示されることになりました。
カップリングのイラストレーターは川上ちえこさん。楽しみです。

日時:2012年3月20日(火)~4月1日(日)
主催:オメガアルゲア×文芸誌「悦」共催
会場:オメガアルゲア

【展示作品(官能作家×イラストレーター)】
花房観音×いしいのりえ「花祀り」
藍川 京×いしいのりえ「白い帯」
瀬井 隆×稲村トシゾー「悦楽園」
蛭田亜紗子×魚住幸平「ふるえる口蓋」
岡部えつ×川上ちえこ「アカヘビ」
橘 真児×川上ちえこ「隣のつぼみ」
柚木郁人×妃 耶八「美少女地獄」
睦月影郎×岸並千珠子「二度目の蜜」
睦月影郎×岸並千珠子「淫惑の美少女」
橘 真児×sioux「小悪魔セラピー」
蛭田亜紗子×sioux「花に呼ばれて、彼女は」
霧原一輝×高橋撰功「同窓生の娘」
藍川 京×田宮 彩「黒い館」
深志 美由紀×松原健治「花鳥籠」
松崎詩織×宮川雄一「向日葵の歌」
末廣 圭×渡邉康明「ふたたびの初恋」
(敬称略)

会期中、会場にて以下のイベントが行われます。

【官能小説朗読イベント】
出演:やまおきあや
日時:3月23日(金)20時開演
料金:1,500円(1ドリンク)

【第二回団鬼六賞受賞者トークイベント】
日時:3月30日(金)20時開演
料金:1,800円(1ドリンク)

# by etsu_okabe | 2012-03-08 00:00 | 小説関連の活動など

ゴールデン街にて朗読夜会【2月3日(金)】  

2012年 01月 16日
来たる2月3日(金)、新宿ゴールデン街「新子」にて、朗読会を行います。

岡部えつ 怪談朗読夜会
2012年2月3日(金)
出演: 岡部えつ(作・朗読) 東保光(電気大正琴)
ライブチャージ¥投げ銭
cover charge ¥1000+1ドリンク¥500〜
新宿ゴールデン街/新子

※入れ替え制ではありませんので、お好きな時間にお好きなだけ聞いていってください。

【追記】
お店は10席ほどしかありません。近所を通ったらふらりと寄ってみるか、の場合はいいのですが、確実に見たい聞きたいという方は、ご予約をしていただいた方がよろしいです。
★お店へのご予約・お問い合わせは、下記まで。



ゴールデン街に行ったことがないという方も、女性一人でも、このお店はリフォームされてとってもきれいで、良心的ないいお店なので、この機会にぜひとも!

# by etsu_okabe | 2012-01-16 00:55 | 小説関連の活動など

明けまして2012年。あえてここで2011年を総括!  

2012年 01月 03日
 あけましておめでとうございます。
 2012年が、いつものようにそろりそろりとスタートしました。さて、どんな一年になることやら。
 いまさらではありますが、来年の展望を占う意味もこめて、昨年を振り返ってみたいと思います。単純に、年末に総括を忘れてしまったわけですが。

【総括・私の2011年】
1. 新刊『新宿遊女奇譚』が出た。
 思えば昨年の年始は、大晦日に実家へ帰って恒例の「神亀活性にごり」で年越しはしたものの、元旦早々には仕事場へ帰り、頭を抱えて執筆をしておりました。
 その甲斐あって、4月に新刊「新宿遊女奇譚」をメディアファクトリーより上梓、わたしの2冊目となる単行本が、世に出ることとなりました。関係者の皆様、解説を快く引き受けてくださった盛田隆二さん、心より感謝申し上げます。

2. 朗読ライブを始めた。
 その新刊発売記念として「何かやりましょう」と声をかけてくれたのが、おなじみ荻窪ベルベットサン。折しも吉田隆一氏率いるDystopia Sessionライブが控えており、そこで「何か」と言われたところで、わたしのできることは自作小説の朗読しかない。ということで、フリージャズの猛者たちとの、朗読ライブが実現しました。
 記念すべきこの第一回目の朗読が、こちらに。→特命店長
 それがきっかけとなり、ベルベットサン&ヴィヴィアン佐藤さん共同企画のイベントにも朗読で出演させていただくことに。このときは、わたしにいっとう最初に小説朗読をさせた男、フリージャズピアニストのスガダイロー氏の発案で、朗読家&シンガーのアナベルさん、スガダイロートリオでもおなじみのコントラバス奏者東保光さんとのコラボという、大変エキサイティングな組み合わせでの朗読となりました。
 これが大変うまくいき、夏にはヴィヴィアン佐藤さん主催のイベント「怪談ナイト」に再び出演。お客様からも好評を得、大満足な朗読ができました。
 そして再び声をかけていただいた、Dystopia Session! 全てはここから始まったので思い入れは強かったのですが、年内にもう一度できるとは、なんという幸せ。→ライブの模様はこちら
 同じ週にはベルサンイベントで吉田隆一氏に朗読劇を読んでもらい、同じくその週に、あの秘宝感で、わたしの脚本による音楽劇が演じられることに!
 「朗読」に端を発して、めまぐるしくいろんなことが起きました。関わってくださった方たち、全員に大大大感謝です。

3.旅した。
 昨年は、北海道(札幌、旭川)、香港、十津川温泉〜熊野古道、与那国、佐渡島、そして再び香港、という、前年の韓国&与那国だけのリベンジとしては、上々の旅ライフでした。どれもこれも思い出深いものばかり。
 今年はまだなんの予定も立てていませんが、ロンドンの友人を訪ねて、そのついでにバルセロナに行く、という夢を持ってます。なんならそこからパリに寄り道も。完全に、わたしの頭の中ではヨーロッパが北関東くらいの大きさになっています。

4.出会った。
 昨年も、それはそれは素敵な出会いがありました。たくさんではありません。でも、胸が躍るような出会いです。今年はそんな方たちと、さらに関係を深められたらいいな。


 というわけで、色々あった2011年。楽しいことばかりでなく、悲しいことも、悔しいことも、しんどいこともありました。でも、それがあったからこその2012年。今年も全力で走ります。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 岡部えつ

# by etsu_okabe | 2012-01-03 05:22 | 日々のこと

「翼をください」12月19日の朗読ライブ動画  

2011年 12月 23日
 2011年12月19日(月)@荻窪ベルベットサン『Dystopia Session』ライブの動画がアップされていたので、ご紹介します。

 Dystopia Sessionとは2度目の顔合わせ。前回で要領はわかったので、今回は原稿に初めからわたしなりの音楽に対する指示を書き込んで、リハーサルに臨みました。
 この小説(短編集『枯骨の恋』収録の「翼をください」)には、みんながよく知っている歌、作品のタイトルにもなっている「翼をください」が出てきます。フリー&即興の猛者たちに、これを演ってくれというのは勇気がいりましたが、反対に、そう要求したらどんなのが飛び出てくるだろうかという、期待もありました。
 果たして。
 わたしの想像を何十倍も越えた、すんごい「翼をください」が生まれました。読みながら、ぞくぞくしっぱなし。こんな興奮て、他では味わえない。
 というわけで、小説とはまったく別の、新しい「翼をください」という作品ができあがりました。
 生モノです。

 前半がDystopia Session、後半が彼らとわたくし岡部えつの朗読です。

>>見られない方はこちらから
Video streaming by Ustream

◆こちらもぜひに
12月24日(土)
@新宿ピットイン|聖・秘宝祭/秘宝感 に、脚本で参加。
>>詳細はこちら

# by etsu_okabe | 2011-12-23 00:35 | 小説関連の活動など

12月24日★脚本で『秘宝感』に参加します!  

2011年 12月 11日
 来たるクリスマスイブ、12月24日(土)、新宿ピットイン昼の部の奇跡と呼ばれているあの『秘宝感』に、わたくし脚本で参加いたします。

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2011.12.24(Sat)14:30-「聖・秘宝祭」@新宿ピットイン(昼)
ゲスト:Nobie(vo)、菊池美佐子(dance)、よしだ☆まぎか(魔法中年)、岡部えつ(脚本)
2,500円(1D付)

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 大好きなこのバンドに、脚本で参加できるなんて、なんという素敵なクリスマスプレゼント!
 ということで、渾身振り絞って書きました。パーティや家族サービスや恋人とのデートなど、スペシャルなイベントが控えている夜の前に、イブの午後のひとときを、秘宝感で心も頭も体も暖めてはいかがですか?


★そして、その前のこれも、どうぞよろしくです。
12/19 Mon |荻窪ベルベットサン|Dystopia Session|OPEN19:30 START20:00|CHARGE¥2500(w/1drink)【出演】吉田隆一(bs) 瀬尾高志(b) 池澤龍作(dr) スガダイロー(pf)【ゲスト】岡部えつ(怪談朗読)


◆岡部えつ 2011年12月の活動
12月19日(月)
@荻窪ベルベットサン|Dystopia Session ライブに、自作小説朗読でゲスト参加。
>>詳細はこちら
12月21日(水)
@荻窪ベルベットサン|大人遊戯イベント(仮)に、朗読劇作品提供で参加。
>>詳細はこちら
12月24日(土)
@新宿ピットイン|聖・秘宝祭/秘宝感 に、脚本で参加。
>>詳細はこちら


# by etsu_okabe | 2011-12-11 01:50 | 小説関連の活動など

物語のルミナリエ: 異形コレクション (光文社文庫)に『嫁入り人形』を。  

2011年 12月 01日
 12月8日に発売されます『物語のルミナリエ: 異形コレクション (光文社文庫)』に、『嫁入り人形』という掌編を書かせていただいています。

 今回の異形コレクションは、78のショートショート集。
 テーマは「掌編小説である」ということ以外にとくに設定されていませんでしたが、依頼時の企画書に書かれていた『震災後、大きな無力感にさいなまれている読者に、いや、そもそも作家じしんが自分自身の悦びを取り戻すために、物語の原点である「ショートショート 短い短い物語 掌編小説」を集めていこうというのが、今回の趣旨』との、監修の井上雅彦さんのお言葉を胸に抱きながら、怪談を意識しつつもそれにとらわれず、再生、希望、脱却、といった前向きの思考で書きました。

 届いた見本を手に取って、文庫本でありながらこのずしっとくる重みは、物理的な重量だけでなく、78の作家の「思い」の重さなのだなと、感じています。

 なんとも贅沢な、「異形」らしい希望に満ちた一冊。ぜひお手に取ってみてください。
『物語のルミナリエ: 異形コレクション (光文社文庫)』


◆岡部えつ 2011年12月の活動
12月19日(月)
@荻窪ベルベットサン|Dystopia Session ライブに、自作小説朗読でゲスト参加。
>>詳細はこちら
12月21日(水)
@荻窪ベルベットサン|大人遊戯イベント(仮)に、朗読劇作品提供で参加。
>>詳細はこちら
12月24日(土)
@新宿ピットイン|聖・秘宝祭/秘宝感 に、脚本で参加。
>>詳細はこちら


# by etsu_okabe | 2011-12-01 10:24 | 小説作品

12月19日、朗読しますよ、のお知らせ。  

2011年 11月 24日
 2011年12月19日(月)、荻窪ベルベットサンにて、小説の朗読をいたします。

 この日のメインアクトである『Dystopia Session』は、今年6月、わたしに初めて朗読のお仕事をやらせてくれたユニット。あの緊張と興奮は、今でも忘れられません。またこうして呼んでいただいたこと、本当に嬉しい!

 フリージャズの表現と小説表現というのは、まったく真逆のやり方から生まれるので、実はとっても怖い。演奏家たちがその場で作り上げていく、まさにとれとれぴっちぴちの活魚的な音楽に、わたしが絡めようとしている小説というものは、長い時間漬け込んでさらに何度も手を突っ込んでかき回した、ぬか漬けのようなものなのだ。
 しかし、両極端である南極と北極がオーロラを同時に輝かせるがごとく、フリージャズと小説にも共鳴するナニかがきっとあるはず。
 さて、この日はどんなオーロラが輝くか。楽しみだな〜。

 師走の月曜日でお忙しいでしょうが、よろしかったらいらしてください。お待ちしています。

荻窪ベルベットサン
12/19 Mon |Dystopia Session|OPEN19:30 START20:00|CHARGE¥2500(w/1drink)
【出演】吉田隆一(bs) 瀬尾高志(b) 池澤龍作(dr) スガダイロー(pf)【ゲスト】岡部えつ(怪談朗読)

◆岡部えつ 2011年12月の活動
12月19日(月)
@荻窪ベルベットサン|Dystopia Session ライブに、自作小説朗読でゲスト参加。
>>詳細はこちら
12月21日(水)
@荻窪ベルベットサン|大人遊戯イベント(仮)に、朗読劇作品提供で参加。
>>詳細はこちら
12月24日(土)
@新宿ピットイン|聖・秘宝祭/秘宝感 に、脚本で参加。
>>詳細はこちら


# by etsu_okabe | 2011-11-24 23:35 | 小説関連の活動など

お腹よじれて秋の燗酒|女の一人酒場[2]  

2011年 11月 03日
 一人酒場とタイトルをつけておきながら、2回目にして「二人」。
 先日、近所に住む友人(女)と、地元でひっかけた。
 酒を酌み交わせる親しい友達が近所にいるというのはいいもので、思い立ったときに「今から一杯どう?」のメール一本で、すっぴんもいとわず、場所も時間も「じゃ、テキトーに」で酒場に向かえるのがありがたい。
 これも、ふだん"一人酒場"をしているからこその「ゆるり感」である。誘って断られても、そのまま一人飲みに切り替えできるところが、一人酒場派の強みだ。

 道端で待ち合わせ、そこから近いという理由で、互いに何度か行ったことのある、日本酒専門の居酒屋へ行くことにした。
 夕暮れから肌寒くなったこの日、昼から出ずっぱりで薄着だったわたしは、一杯目から燗酒に。すすめられたのは『純米 農産酒蔵』という岡山の酒のぬる燗で、口に残る香りがとても気に入って、次に別のを飲んだあと、〆に再び頼んだ。
 肴は、転職して間もない友人の、新しい職場での驚きのエピソード。福祉関係の仕事なので、中身はヘビーなことばかりなのだが、事実よりも面白く語る天才である彼女は、これでもかとわたしの腹をよじらせる。決して馬鹿にしたり見下したりしているのではなく、しんどいことを笑い飛ばしてしまうのだ。
 人は、辛いことも苦しいことも、笑うことで乗り越える技を持っている。むすっと眉間に皺を寄せて横を向いてしまうか、しっかりと前を見て笑いながらそれに立ち向かうか、どっちがいいも悪いもないが、後者のほうが前へ進める可能性を秘めていると思う。そうであるならば、わたしは笑うほうを選ぶ。

 この日は結局、燗酒3合。体も心もほっかほかに暖まって、徒歩帰宅。いいな、近所。

# by etsu_okabe | 2011-11-03 13:47 | 女の一人酒場

女の一人酒場  

2011年 10月 29日
 声を大にして堂々と好きだと言えるものはそうないが、これだけははっきりと、
「酒場が好きだ」
 重たかったり干涸びていたり熱かったり冷たかったり、様々なモノを背負った人たちが、荷物を降ろしにやって来る。そこにはそれを丸ごと受け取って、しゃっしゃとさばいてくれる店主がいる。しかし両者の間には磨き上げられたカウンターがあり、決してなあなあな馴れ合いは許さない。お尻も背中も温かいが、あくまでも薄情。こんな居心地のよい場所、他にあろうか。
 わたしも客として、荷を降ろしにドアを開ける。行くときは一人、多くても二人だ。示し合わせて大勢でわいわいと行くのは、たとえそこが居酒屋であってもバーであっても、役目はレストランだとわたしは思っている。酒場とは、盛り上がる場所ではなく、しんみりとものを思う場所なのだ。
 今夜も荷物を抱えた一人ぼっちが、あっちのネオン、こっちのネオンと寄り集まり、アルコールとニコチンと小さく流れる音楽を胸に染み込ませ、慰められているのだろう。
 ああ、いいなあ。

# by etsu_okabe | 2011-10-29 17:29 | 女の一人酒場