小説すばる7月号にエッセイを寄稿しました   

2016年 06月 18日
小説すばる7月号(集英社)に、エッセイを寄稿しました(コラム『a day in my life』)。
だらしなく、でも楽しく、身の丈に合わせた一日について綴っています。




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# by etsu_okabe | 2016-06-18 14:47 | 小説関連の活動など

日本経済新聞6月9日夕刊に『フリー!』の書評が出ました。   

2016年 06月 11日
日本経済新聞6月9日夕刊の書評欄「目利きが選ぶ3冊」で、文芸評論家の北上次郎さんが、拙作『フリー!』を取り上げてくださいました。
Webでも読めるようになっています。>>こちらから





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# by etsu_okabe | 2016-06-11 18:29 | 小説作品

AmebaTVの番組『淫PROVISATION』で、拙作『紅筋の宿』が朗読されます。   

2016年 06月 08日
6月9日(木)21:30〜22:30、話題のAmebaTVの「VICE」チャンネルで始まる新番組『淫PROVISATION』で、拙作『紅筋の宿』が朗読されます。

『淫PROVISATION』は、エロ、グロなど、妖しき世界をあらわす書物を、即興演奏をバックに朗読、それを生放送するという、とっても刺激的な番組です。
その、第一回目に、拙作が取り上げられました。

朗読はストリッパーの若林美保さん。ストリップはもちろん、音楽家の方たちなどと、さまざまなパフォーマンスをされていらっしゃるアーティストです。

そして音楽は、池澤龍作さん。わたしがはじめてプロミュージシャンをバックに自作朗読をする機会を得たとき、その音楽をつけてくれたフリージャズバンド「dystopia session」のドラマーだったのが、彼。縁を感じます。

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◆放送媒体
AmebaTV(アメバTV)の「VICE (ヴァイス)」というチャンネル。
パソコンはもちろんですが、アプリを入れればスマホ、タブレットで無料で視聴できます。

◆放送日時
6月9日(木)21:30〜22:30 <生放送>

◆番組名
『淫PROVISATION』(インプロヴィゼーション)

◆内容
官能小説アンソロジー『果てる』(実業之日本社)収録の短編小説『紅筋の宿』が朗読されます。
はじめにコマーシャルが流れ、そのあとノンストップで、時間いっぱいまで朗読&演奏されます。
『紅筋の宿』作/岡部えつ、朗読/若林美保、即興音楽/池澤龍作。
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生放送ですので、どうぞお見逃しなく!

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# by etsu_okabe | 2016-06-08 14:19 | 小説関連の活動など

新刊『フリー!』が双葉社より発売となりました。   

2016年 05月 20日
a0013420_12434675.jpg新刊『フリー!』が、双葉社より発売となりました。

37歳で望まぬ退職、長年の年下恋人ともぎくしゃく、後輩には仕事で先を越されと、八方塞がりの主人公が、振りきれぬ過去と向き合いながら自力で道を拓こうともがく物語です。

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# by etsu_okabe | 2016-05-20 12:42 | 小説作品

小説推理5月号に短編『ドニゴールの記憶』掲載   

2016年 04月 07日
ただいま発売中の『小説推理 5月号』に、短編小説『ドニゴールの記憶』が掲載されています。
中年女性の心の隅っこにあるうしろ暗い感情が、旅先の中国・深センで呼び覚まされた記憶によって、掻き立てられていく、ちょっと怖いお話です。
よろしかったら、お読みください。

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# by etsu_okabe | 2016-04-07 13:00 | 小説作品

『パパ』   

2016年 01月 22日
新刊『パパ』が双葉社より刊行されました。
⇒こちらより、冒頭を立ち読みしていただけます。
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# by etsu_okabe | 2016-01-22 15:13 | 小説作品

2016年   

2016年 01月 03日
あけましておめでとうございます。

昨年2015年は、長編小説『残花繚乱』(双葉社刊)の連続ドラマ化という、派手な幕開けでスタートしました。
ちょうど1年前のことですが、遥か昔のことに思えます。大変刺激的な3か月間でした。

ドラマ終了の頃より、双葉社文芸WEBマガジン「カラフル」にて、小説『フリー!』の連載が始まり、年末に無事、最終回を迎えることができました。

また、徳間書店の「読楽」に、短編小説『海の見える窓』を書きました。
近未来という、わたしにとっては初めての設定でしたが、命の終わりについて思うことを煮詰めて書くことができ、とても満足し、気に入っている作品です。

単行本は、書き下ろしの依頼がありながら、わたしの至らなさで押してしまい、新作を出版することができませんでした。

今年はその分丹精した作品を、昨年の分も出していきたいと思っています。

まずは2016年1月下旬、双葉社より長編小説『パパ』が出版されます。
習作時代より20年もの間、書いては消しを繰り返しながら温めてきた小説です。
すべての娘、また娘を持つ父親に読んで欲しい、そう願いながら書きました。

2016年、わたしは今年も、この頼りない身からどうしようもなく溢れてくるものを文章にして書き表すという幸せな作業に、最も力を注いでいくつもりです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

岡部えつ
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# by etsu_okabe | 2016-01-03 10:52 | 日々のこと/エッセー

連載小説『フリー!』最終回を迎えました。   

2015年 12月 26日
  双葉社『カラフル』で連載しておりました小説『フリー!』が、20回をもちまして最終回を迎えました。

長い間、ありがとうございました。
来年、単行本化される予定です。
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# by etsu_okabe | 2015-12-26 00:23 | 小説作品

学校は加害者なのか   

2015年 07月 11日
 いじめ自殺が起きる度に、『被害者vs学校』という対決の図を、もどかしく思う。これが崩れぬ限り、学校は加害者の側に立って、犯罪隠蔽を続けるとしか思えないからだ。

 学校もまた、加害者によって「子供の安全を守る」という責任の遂行を阻害された、極端に言えば "被害者" である、という立場をとることができれば、殺された被害者遺族や、現在被害に遭っている被害者とともに、積極的に犯罪追及ができるのではないか。そのためにも、いじめを曖昧な「いじめ」というひとからげにせず、傷害、恐喝、レイプ、窃盗、器物損壊、殺人など、犯罪としてはっきりさせるべきだ。
 という考えがわたしにはあるのだが、これは甘い、専門家から見たら滑稽な素人考えなのだろうか。

 学校は子供を、社会で円滑に生きていけるよう教育する場のはずだ。犯罪者は罰し、被害者を救う。当たり前のことを、子供達に示して欲しい。
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# by etsu_okabe | 2015-07-11 14:01 | 日々のこと/エッセー

闘う女。『ハンナ・アーレント』と『ヴェロニカ・ゲリン』を観た。   

2015年 07月 09日
 6月〜7月末、いやおそらく8月初旬まで、ほぼ缶詰めで執筆仕事をしている。書き下ろしの小説2本と、連載小説1本のためである。幸せ至極。こういうさなかの隙間のような“切り”に飲む酒の旨いことといったら。

 さてそんなときにでも、いやそんなときだからこそ、補給したくなるものがある。今回も、合間を塗って映画のDVDを2本観た。『ハンナ・アーレント』と『ヴェロニカ・ゲリン』。いずれも実在の女性を描いた物語だ。
 ハンナ・アーレントは、ナチス政権下にアメリカに亡命したユダヤ人思想家。戦後、ホロコーストの中心的人物であったアイヒマンの裁判を傍聴し、そこで見た彼の様子から『凡庸な悪』という言葉で人間の本質を説いたが、それが「アイヒマン擁護」と捉えられ、同胞たちから激しい怒りをかい、世界中から激しいバッシングにあう。
 ヴェロニカ・ゲリンは、アイルランドのジャーナリスト。90年代ダブリンにはびこり、少年たちにまで魔手を伸ばしていた麻薬組織に敢然と斬り込み、繰り返される嫌がらせや脅迫にも屈せず、その核にまで迫ったところで殺されてしまう。
 どちらの作品も、観客に迫ってくるのは「信念」である。どんなことがあっても、課せられた使命を全うするために、自分を信じ続ける力。
 彼女たちのような立場に立った経験はないから、これは想像するしかないが、ああした状況下でもっとも手強い敵は、孤独だろうと思う。家族や支持者がそばにいて励ましてくれても、それは容易に倒せる相手ではない。家族や仲間たちは彼女を愛すればこそ、危険から手を引いて欲しい、今すぐ世界から賞賛される駒も持っているのだからそっちを使って欲しい、という願いを持っていて、黙っていてもそれは滲み出てきただろう。それは彼女らにとって、もう一つの孤独になったはずだ。
 戦友は自分自身のみ。そうなったとき、それでも闘う強さはどこからくるのだろう。

 わたしもこうして利用しているが、SNSなどでたくさんの人がいろんな意見を発信する中で、「承認欲求」という小恥ずかしい欲望が、それ以前よりもあからさまになった気がする。わたしにもその欲求があるから、あからさまにされると小恥ずかしいのである。
 同意、同意、同意の数が、お金の価値と同じくらいはっきりとした自分の評価に思え、もっともっとと欲しがって燃料をくべている。なんとまあ、くだらない労力だろう。
 他人からの同意をより多く得ようとすればするほど、その人にしかできぬことから遠ざかっていくことを知るべきだと、この映画2本を観て強く思いつつ、妙な力こぶが入って次の仕事に向かおうとしている。
 ということで、「闘う女」を補給完了。良い映画を観た。
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# by etsu_okabe | 2015-07-09 18:42 | 映画/芝居のこと