小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

いらない留守番電話

 留守番電話に「××です。電話をください」というメッセージが残されていると、わたしはとっても不愉快な気分になる(仕事とは関係ない、友人・知人からのメッセージのこと)。
 何か大事な用件なのかとバカ正直に電話をかけてみると、大事なのは相手にとってだけであって、わたしにはどうでもいいことだったり、明日でも明後日でも用の足りる内容だったりするものだから、なおのこと腹が立つ。しかもその電話で1時間も2時間もしゃべくり倒された日には、切ったあとちゃぶ台をひっくり返したくなるというものだ。

 留守電に切り替わるということは、イエ電だったら相手は不在なのだし、携帯だったら何か事情があって出られないということだ。用事があるのは自分の方なのだから、相手に負担(電話代と時間!)をかけさせるのは間違っている。
 留守電で間に合う用件ならその内容を言い残せばいいし、間に合わない内容なら「××です。大事な用件なので、またかけ直すね!」と残し、何度でもかけ直すべきだ。

 緊急の場合でも「××です。○○に関する緊急の用件なので、またかけ直すね」でいい。
 わたしがマナーモードの携帯をバッグに入れっぱなしで飲んだくれていた場合、途中でそんなメッセージを聞けば、携帯をテーブルに置いて次にかかってきたらすぐ取れるようにするし、用件や状況によってはこちらからかけもする。

 ここ数日「電話ちょうだい」メッセージを続けて受け、苛立ってつい書いてしまった。
 些細なことのようで意外とフラストレーションが溜まるのは、これが人の、相手に対する配慮や思いやりの現れる行為だからだと思う。

 そんなわけで今日、携帯電話の留守電サービスを解除した。イエ電にはもともと留守電機能がついていない。9月から会社員に復帰して個人で仕事をとることもなくなったので、留守電がないことで誰かに迷惑をかけることもない。

 なんだ、留守電なんて全然必要なかったじゃん!
 まだまだ余計なものを持ってる気がしてきた。
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by etsu_okabe | 2004-09-11 18:42 | 日々のこと/エッセー