小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

新しいっていい気持ち〜


 家の中で電化製品が壊れると、どういうわけか続いて他の電化製品も壊れることが多い。わたしの場合はこれが電化製品だけに留まらず、皿茶碗などの小物から職場の備品、果ては男関係なんかにまで波及することがあるのでちょっとビビる。
 やっぱりこの世には何か得体の知れないエネルギーがあって、わたしたちをコントロールしているんじゃないだろうか。一通りのモノが壊れたあと、昔の恋人と尊敬する師匠に立て続けに死なれたときには、そう思わずにはおれなかった。

 そんなわけで、不穏なことが続いたこの2年あまりをきれーさっぱり払拭するため、引っ越しをしてみた。

 先月まで住んでいたアパートは、はっきりいって「気」が悪かった。これはわたしが感じたことではなく、家族や友人たちが口を揃えて言い続けたことだ。
 確かに「何も世話せずほっときゃ育つ」と言われた小笠原土産のハカラメが芽を出すのを拒んだ部屋だ。サボテンだってぐにゃりと首を折って死んでいった。そう言えばゴキブリも殆ど出なかったな。この世が滅亡しても生き続けると言われる世界一屈強な生き物にでさえ堪え難い「邪気」が漂っていたのだろうか。
「やはりこの部屋は気が悪いのか」。周りから何度も言われるうち自分でもそう思うようになったが、大家さんがいい人で更新料を取られなかったことや、引っ越し資金が全然作れなかったこともあって、気がつけば8年も住んでしまった。わたしと入れ代わりに出ていった女の子が結婚してできた子供が今年小学生になる、と引っ越しの日に大家さんに聞かされて、色んな意味で絶句。

 引っ越しにあたって、もー捨てた捨てた色んなものを捨てまくった。この狭い部屋によくぞこれだけのものを置いていたものだと感心、いや呆れ返りながら捨てた。邪気は部屋からではなく、意外とこういう「使わないくせに溜め込んだ無駄なモノたち」の怨念から発せられていたのではないかと思う程、何もなくなった部屋はさっぱりと気持ち良かった。

 新居も7割がた落ち着き、ネット環境も整い、あ〜やれやれ。と思った矢先の連休直前、一昨日(2/10)の夜のこと。
 愛用のiMac(最古のモデル)が、こと切れた。
「お前、新居までがんばって辿りついたのに、何故!? どうして!?」
 泣こうが喚こうが生き返らないMac。これが「気」のせいではないことを、わたしはよ〜く知っている。一年前に一度初期化して以来、ただの一度もノートン先生の診察を受けさせていなかった。ここ最近、起動の度に妙な音もしていたのだ。
 前記事に書いたように、テレビもCDコンポも処分してしまった今、Macがなくては耐えられない状況下にある。いやそれ以前に、Macでやらねばならない内職をたくさん抱えているじゃないかわたしは! この3連休にもやることどっさりあるんだぞ、どーするんだ! どーもこーもないっ。

 というわけで昨日、運搬助手に友人2名を伴って新宿まで走り、「本日入荷分、残り1台でーす」と店員があおる『Mac mini』とさんざん迷って結局『iMac G5』を購入。
 おニューのMacで初投稿してみました。

 いや〜新しいって気持ちいいっっ。
(まだphotoshopをインストールしてないので加工できず、でかいままアップ!)
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by etsu_okabe | 2005-02-12 18:28 | 日々のこと/エッセー