小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

110番

 数日前の夜、家の近所で不審者に声をかけられ、無視して通り過ぎたらしばらくあとをつけられるという、ちょっと怖い思いをした。
 自力で逃げて帰宅したので110番はしなかったが、近所には学校もあることだし、パトロール強化のお願いをしようと、市の安全対策課という窓口にメールでことの次第を通報したところ、懇切丁寧な返信がきた。その中で、
「今回の事案につきましては、個人の生命、身体の保護に関わる緊急の事態に発展するおそれが高い、悪質な声かけ事案と考えられますので、110番通報をしていただいても良かったのではないかと思われます。もし、万が一同様の声かけ事案等の被害に遭うようなことがあった場合には、身の安全の確保を最優先し、迷わず110番通報してください」
 とあり、あらためてその夜のことを思い出してぞっとしつつ、そうか、わたしが110番しなかったことで、別の誰かが被害に遭っている可能性もあるのだな、と反省をした。
 そう言えば以前、道端で痴漢にあったときや、下着泥棒と鉢合わせしてしまったときに110番通報したおりにも、警察官から「また何かあったら、迷わず110番するように。遠慮はしないで」と、強く言われたっけ。
 そうだよね、そのための110番だ。でもあれって、かけるとき指が震えるのよねー。
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by etsu_okabe | 2013-08-03 00:05 | 日々のこと/エッセー