新刊『生き直し』(双葉社)が発売になりました
2013年 09月 19日
長編小説『生き直し』が、双葉社から出版されました。
テーマは「いじめ」と、いじめ現場における「傍観者」です。
【帯文】
あの子をいじめから救って、わたしは地獄に堕ちた-------
利己主義と傍観者の「罪」を抉り、人間関係の「痛み」を炙り出す。
同窓会出席のため、高校卒業以来およそ20年振りに第二の故郷・火海町を訪れた、相原真帆。
真帆は東京の小学校では、毎年学級委員を務める優等生だった。担任から頼まれてクラスのいじめもなくし、学校中で讃えられ、自信に輝く道を歩んでいた。あのメモとともに、自殺が起きるまでは……。
一転、糾弾の的となってしまった真帆は、逃げるように火海町に越してきたのだった。だが、転校先のクラスの"パワーバランス"を拒絶した真帆は、またも理不尽な仕打ちに苦しみ------
* * * * *
かつて、パワーハラスメントの事例を集めるサイトを運営していた関係で、いじめ問題を取り上げたイベントに参加したり、いじめ被害者から話を聞いたりする中で、わたしがずっと心に引っかかっていた「傍観者」という立場。
これを小説に書きたくて作品にしたわけですが、うまくいったかどうか、いまだに自分でもわかりません。最後の最後まで悩み抜いて、担当編集者さんとともに、時には厳しいやりとりもしながら書き上げました。
ご興味を持たれましたら、ぜひお買い上げください。よろしくお願いいたします。
テーマは「いじめ」と、いじめ現場における「傍観者」です。
【帯文】
あの子をいじめから救って、わたしは地獄に堕ちた-------
利己主義と傍観者の「罪」を抉り、人間関係の「痛み」を炙り出す。
同窓会出席のため、高校卒業以来およそ20年振りに第二の故郷・火海町を訪れた、相原真帆。
真帆は東京の小学校では、毎年学級委員を務める優等生だった。担任から頼まれてクラスのいじめもなくし、学校中で讃えられ、自信に輝く道を歩んでいた。あのメモとともに、自殺が起きるまでは……。
一転、糾弾の的となってしまった真帆は、逃げるように火海町に越してきたのだった。だが、転校先のクラスの"パワーバランス"を拒絶した真帆は、またも理不尽な仕打ちに苦しみ------
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かつて、パワーハラスメントの事例を集めるサイトを運営していた関係で、いじめ問題を取り上げたイベントに参加したり、いじめ被害者から話を聞いたりする中で、わたしがずっと心に引っかかっていた「傍観者」という立場。
これを小説に書きたくて作品にしたわけですが、うまくいったかどうか、いまだに自分でもわかりません。最後の最後まで悩み抜いて、担当編集者さんとともに、時には厳しいやりとりもしながら書き上げました。
ご興味を持たれましたら、ぜひお買い上げください。よろしくお願いいたします。
by etsu_okabe
| 2013-09-19 09:02
| 小説作品