小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

わたしの性癖

 わたしは、自分自身が重大なトラブルに巻き込まれたり、悩ましい立場に立たされたりしても、自分の保身のみを考えて行動するということができない。
 渦中にいる人たちのそれぞれの立場、それぞれの思惑、それぞれの損得まで考えてしまい、そこで勝手に物語をこしらえ、自分でない誰かしらに感情移入したりして、さんざん遠回りし、結果、見ず知らずの人に最も有益になるよう行動したりしてしまう。
 この顛末のキモは「物語をこしらえ」と「誰かしらに感情移入」というところで、職業病的性癖なのかもしれない。

 ちなみに恋愛ゴトの場合、感情移入するのは、当然「女」である。それしかありえない。
 たとえば、女二人男一人の三角関係に陥ったとしても、最終的にわたしが味方するのは、本来ライバルであったはずの女なのである。キレイゴトなどではなく、本当に心からそうなってしまうのだ。自分でも呆れる(遠い過去に一度実績あり)。

 こういうものの考え方は、小説を書くような人にはきっとわかってもらえると思うのだが、どうか。
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by etsu_okabe | 2013-10-20 20:38 | 日々のこと/エッセー