小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

暴力と音楽2

 昨日の記事の続き。
<気に入らなければクビにすればいいし、自分一人だけ気が合わないと分かれば去ればいい。なぜそうしなかったか。なぜスタジオでリンチに及ぶまでの関係になったか。>
 このあとに続けて書きたかったことが、もうひとつあります。

 彼らのHPを見ると、いじめが始まったとされる今年7月以降においても、メンバーは楽しく明るくライブやツアーの様子を書いている。被害者の日記もとても明るい。
 彼はあくまでも、「俺たちは仲良しバンドだ」という気持ちでいたのではないだろうか。

 上司によるパワハラが行われていたわたしの職場でも、明らかにメインターゲットになっていじめられているのに、嵐が去ると何事もなかったかのように上司に媚び「可愛がられている部下」を演じる同僚がいた。
 解雇された今でも、彼女はパワハラ被害については他の同僚たちと一緒に怒っても、自分だけが特に酷いいじめを受けたという認識は示そうとしない。
「○○さんは特に酷い目にあったものね」
 と振られても、キョトンとした態度。自尊心を保つための、ギリギリの自衛策なのだと思う。

 さてそこで、だ。
 彼女の立場に立ったとき、プライドをかなぐり捨てて「わたしはいじめられている」と公表できるだろうか。実のところ、わたしには自信がない。
 あなたは、どうですか?
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by etsu_okabe | 2005-11-30 01:59 | 日々のこと/エッセー