小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

休んでいる間に

 長らく休んでいた常習女を、復活することにした。
あちらのブログこちらのブログと浮気をしたが、最初に始めたエキサイトに戻ってきた。それぞれ一長一短あるし、新しいブログは新機能を備えていたりもしてそれなりにいいのだが、もの珍しさも最初のうちだけで、やはり長年使った管理画面の馴染みは忘れがたい。死ぬの生きるの刺し違えるのとなんやかや騒いだ挙げ句結局妻の元に帰る浮気男の身勝手な心境が、ちと分かったよな分からぬよな。休んでいる間にそんな男が目の前にいたよないないよな(うおっほん!うそですよ~)。まあ何をしていたかと言えば、必死で生きていた。
 仕事はそこそこ。遊びはほどほど。煙草はやめたが酒はちと過剰。ほんのり身体壊してそして恋。全く成長、なし。

a0013420_2001313.jpg そうそう、プチっとだけ嬉しいことがあった。
小学館の「きらら」という文芸誌で募集している「携帯メール小説大賞」という懸賞で、月間賞をいただいた。久しく書いたものを応募することをしていなかったが、いくつかの偶然が重なってこの賞を知り、たった1000字という文字制限の気安さも手伝って、肩慣らしに送ってみたのだ。
 しかし、いざ書き始めてみると1000字という短さは奥が深い。「肩慣らし」などと悠長に構えていられなくなった。
 小説のスタイルを守ってこの字数で表現しようとすると、それは主に「削り落とす」作業になる。絶対必要だと思って書いた文章も、気に入って使った言葉も、ざくざく消していく。消さねば収まらない。で、そうやってごっそり削り取られた作品が物足りないかというと全くそんなことはなく、贅肉が贅肉であったことを思い知らされて愕然とするほど、ナイスバディになってピカピカ光ってくるのだから面白い。

 ああ、生活の中にも、捨てられない贅肉がたくさんくっついている。落とした方がいいと分かりきっているものを、腐りかけているのを分かっていても、ムリヤリ背負子で巻きつけて抱え歩いている。捨てよう。捨ててピカピカ光ろう!
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by etsu_okabe | 2007-08-31 19:57 | 日々のこと/エッセー