小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

Blue Valentine

男女のことを書いてばかりいるが、実はバレンタインの思い出というのがほとんど、ない。
えー多分、皆無。
学生の頃から、この日に向けてヒートアップする友人たちを、若干恐ろしいような気持ちで見ていたような気がする。
バレンタインデーの、「解禁!」的な空気に、いまだに馴染めない。

わたしは好きな男の子がいても、バレンタインだろうが盆暮れ正月だろうが、自分からはっきり「告白する」ということはなかった。
決して奥ゆかしいわけではなくて、言葉で言うなんて野暮、とばかりに、態度で表現していたのだ(はっはっは!)。

バレンタインと聞いてわたしが思い出すのは、Tom Waitsの「Blue Valentine」と、Chet Bakerの「My funny Valentine 」。
どちらもマイナーコードで進行する、気だるい大人のヴァレンタイン。なーにがチヨコレイトだ! そんな甘ったるいもん、ガキに食わせとけ! 大人は黙ってシングルモルト。ってな気分にさせてくれる、いい歌だ。


※チェット・ベイカーは見つからなかったので、ハンサム・クリスのこれを。
 >>Chris Botti with Sting - My Funny Valentine
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by etsu_okabe | 2008-02-15 02:49 | 日々のこと/エッセー