小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

カテゴリ:小説関連の活動など( 54 )

 a0013420_17162774.jpg発売中の『小説推理9月号』(双葉社刊)、「とっておきシネマ」のコーナーに、寄稿させていただきました。

 とりあげた映画は、今春日本で公開された『白いリボン』の衝撃がまだそここでくすぶりの煙を上げている、ミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』。2002年の公開時、わたしの周囲でいろんな人たちがいろんな意見でこの物語を語ろうとした、そんな作品です。
 特異な環境下で特異な恋をする主人公エリカが、平成の冴えない空気の中でアップアップと生きる中年女たちに与えた共感は、それはそれは恐ろしいものでした。
 ある意味その恐ろしさを飯の種にしているわたしにとって、この作品の持つ悪意と純粋さは、ことあるごとに思い返さねばならない、経典のようなもの。という意味で、とてもとても大切な映画なのです。

 興味を持ってくださいましたら、ぜひ読んでみてください。そして映画も、観てみてください。
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by etsu_okabe | 2011-07-31 17:39 | 小説関連の活動など
先週に続き、またまた朗読いたします。
といっても、今回メインは作品提供で、朗読はアナベルさんという、シンガー&朗読家である色っぽ~い女性がやってくださいます。
音楽はベーシストの東保光さん。
で、わたしもちょこっと朗読に参加します。

6月24日『スガダイロー&velvetsun×ヴィヴィアン佐藤共同企画』
“荻窪ベルベットサンがサラヴァ東京を一日ジャック!!”
@サラヴァ東京
◆出演は他に、
起き上がり小法師【スガダイロー(pf.), 池澤龍作(dr), 刀祢直和 (b)】
中村伊豆乃(ノイズ中村)、吉田アミ、

他の方々が熱~いステージを繰り広げるなか、会場を涼しくする怪談を、一席ぶちたいと思います。

>>詳し情報は、ヴィヴィアン佐藤さんのブログへ
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by etsu_okabe | 2011-06-22 01:38 | 小説関連の活動など

小説の朗読をします

 明日、2011年6月17日(金)、荻窪ベルベットサンにて、小説の朗読をいたします。
 ちょうど昨年の今時分、縁あって参加したOKHPジャムセッション。ここで生まれて初めて自作小説の朗読をするという機会に恵まれて、それが今回のライブに繋がりました。

 OKHPジャムセッションに誘ってくれて、さらには朗読を勧めてくれた、ピアニストのスガダイローさんに、大感謝。
 そして、4月の新刊出版を祝ってくれ、この企画を立ててくれた、ベルベットサンにも、大感謝です!

 ライブのメインアクトはDystopia Session/吉田隆一(bs) 瀬尾高志(b) 池澤龍作(dr) スガダイロー(pf)。
 名刀でスゥッと斬られたら、こんな快感かも。 というような、最初ひんやり、やがて燃えるような興奮を与えてくれます(表現へたくそでスミマセン)。とにかくカッコイイので必見です。

 まだ、何を読もうか決めかねながら原稿を書いているところです(朗読用に書き直さないと読めないので)。
 この梅雨の季節、さらにジメッとしていただけるよう、湿度の高い朗読をしたいと思っています。そしてDystopia Sessionにちなんで、破滅的なものを。
 怖くてエロティックなものがお好きな方、ぜひいらしてください。


荻窪ベルベットサン(地図)
OPEN19:30  START20:00
CHARGE¥2500(w/1drink)
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by etsu_okabe | 2011-06-16 22:56 | 小説関連の活動など
 拙著『新宿遊女奇譚』で解説を書いて下さった盛田隆二さんが、6月4日放送のNHKBS『週刊ブックレビュー』で、『枯骨の恋』を取り上げて下さいました。
 >>週刊ブックレビュー
 お話の中で、新刊『新宿遊女奇譚』についても触れてくださり、すっごく嬉しいです!

◆放送時間
【BSプレミアム】2011年6月4日 午前6時30分~午前7時24分

◆再放送
【BSプレミアム】2011年6月6日(月) 午前2時00分~2時54分
【BSプレミアム】6月10日(金)午後0時00分~午後0時54分

よろしかったらご覧ください。
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by etsu_okabe | 2011-06-03 10:28 | 小説関連の活動など
明日、5月27日(金)、FMぐんまの「SPANGLE」(11:30 〜 14:55放送)に出演します。

『枯骨の恋』を出したときに出させていただいて以来ですから・・・・・・2年ぶり!
前回と同じ「人間力向上委員会」のコーナーに、電話で出演させていただきました。

パーソナリティの櫻井三千代さん、相変わらす楽しくて、魅力的な方。おしゃべりは弾むし、終始笑いっ放し。なにしろ今回も、わたしの新刊『新宿遊女奇譚』を、深いところまで読んでくださってます。感謝。

群馬地域の方、ぜひお聴きください♪
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by etsu_okabe | 2011-05-26 23:17 | 小説関連の活動など

あれから、一年

 どんよ~り曇った日だった気がする。いや、心がどんよ~りしていただけで、実際は晴れていたのかも。いやいや、どしゃ降りの雨模様だったんじゃなかったか・・・・・・。
 とにかく、重た~~~~~い日だった。去年の12月2日。メディアファクトリーの編集者さんと東雅夫編集長に、吉祥寺で初めてお会いした日だ。
 11月11日の「幽・怪談文学賞」受賞発表以来、明日目覚めたら「あれ、うっそ~ん!」などと言われるのではなかろうかと心落ち着かない日々を過ごしていたわたしは、早くどなたかにお会いして「本当の本当に受賞したのだ」とか、「本を出させてもらえるのだ」とか、そういう具体的なことをはっきりと確認したくて、しかたなかった。だからそれは、待ちに待った日ではあったのだ。
 しかし。どういうわけか、どんよ~りしていた。
 ああ、憧れの東さんにお会いできるというのに、なんでこんなに塞いでいるんだ・・・・・・。

 余談だが、「幻想文学」の印象から勝手に「白髪のおじいちゃま」だと思い込んでいた東さんの、麗しき真実のお姿を知ったのは数年前の新宿の酒場だった。それは実物ではなく、ポートレイト。
 ヤスケン師匠つながりで知り合いだったライター&編集者&写真家のタカザワ氏(bk1怪談大賞でお馴染み)の、写真作品ファイルの中にそれはあった。何十枚とある中で、キラリンッと光っていた。あまりの男前ぶりに思わずページをめくる手を止め、見とれていると、
「それ、東雅夫さんですよ」
 なんですとー!
 怪談なんて書いたこともないわたしがあの賞に応募した理由のうち、●●パーセントくらいはあの写真のせいだったりして・・・・・・うぉっほん。ま、世の中ほとんどの動機は不純っすよね。
 とはいえ、作品は七転八倒しながら文字通り身を削って書いた。真剣勝負だった。これが引っかからなかったら、もう本当にダメかも、という気持ちで応募した。そこんとこは大いばりで純粋。

 閑話休題。
 どんよ~りの上に緊張もしているわたしを、編集Kさん、Rさん、そして東さんが、どどーんと囲んでの打ち合わせが始まった。初対面の人に3対1で対峙する、もうそれだけで緊張はピーク。
 そのせいか、何をお話したかよく覚えていない。単行本制作のスケジュールや授賞式のことなど、初めてのことだらけで頭が消化できず、ぽーっとなっていたのだと思う。選考会の様子や次号「幽」の話題など、楽しい雑談も断片的にしか覚えていない。3人のお話が弾めば弾むほど、わたしは一人遠く離れていくような気がしてならなかった。

 その日の夜、家に帰る道すがら、なんとも言えない心細さに涙が溢れて止まらなくなった。
 『ぴええええん、恐いよおおお』
 泣きながら、心で叫んでいた。
 何十年もの間、誰に請われることもなく駄文を書き散らし、お金を払ってそれを人に読んでいただき、メタクソにこき下ろされてそれでもまた書き続ける。そんなことを繰り返してきたのだ。
 生まれて初めて人様から「書いてください」と依頼され、完全にビビッてしまった。わたしったら、意外とチキン。朝からの「どんよ~り」は、この不安感のせいだったのか。

 しかし、いくら泣いても、もちろん誰も助けてはくれない。
 ああ、バンドだったらよかったのに。小説はたった一人でしか書けないのだ。でも、だからこそわたしは小説を書くことが好きなのだった。そうだ、そうだったんじゃん!!
 そこからむらむらむら~っと立ち直り、半年前の応募作執筆時よりもずっと苦しい七転八倒が始まった。苦しくても、辛くはなかった。よれよれになりながらも、楽しかった。肌は荒れ、体重は3キロ近く増えたがキャピキャピ過ごしていた。
 そして6月、子供の頃からの夢が、ひとつ叶った。わたしの書いた小説が、本になって書店に並んだ。

 どんよ~り、から始まった作家活動。あの日からちょうど、一年が経つ。
 「幽」怪談文学賞からは、今年も新鋭が生まれ出た。ぼやぼやしてはいられない。わたしはまだ、たったひとつの夢を叶えたに過ぎないのだから。

■受賞者の皆様には、心よりお祝い申し上げます。
 今年は賑々しくて、いいですね!
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by etsu_okabe | 2009-12-02 01:45 | 小説関連の活動など

怪談の宴2009の長い週末

 9月12日(土)、怪談の宴2009に参加しました。
 ご来場くださった皆様、ありがとうございます。
 また、会場で販売していた本は完売したと聞きました。ということは、『枯骨の恋』も? ありがとうございます。「女子福袋」をご購入された方には、メッセージカードが入っていたかと思います。乱筆で申し訳ありませんでしたが、前の晩、眠い目をこすりながら精魂込めて書きましたので、どうぞお許しください。
 
 本編の宴はもちろんのこと、修学旅行のような打ち上げの宴も、大変楽しいものでした。目の前で繰り広げられる京極夏彦さんと平山夢明さんの即興漫才(?)は、さながらエリック・ドルフィーとハービー・ハンコックの名セッションのようで(見たことないですが)、ぽ〜っとのぼせながら拝聴しておりました。
 わたしは翌日早くに帰らねばならなくて、深夜の宴に参加できず、これだけが残念でした。昔はそんなのへいっちゃらで、一晩中遊んで一睡もせずに翌日仕事に行くなどということもできたのですが、さすがに40を越えては無理なのです。
「ああ、もうちょっと皆さんとお話したかったなあ」
 と思いながら、秒殺で眠りこけました。

 ところが、このような犠牲のうえに挑んだ翌日の「用事」では、望んだ結果は得られず。がっくり落ち込みながら、吉祥寺に戻って「いせや」に直行という顛末。
 はあ〜、長い週末だった〜〜〜〜。
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by etsu_okabe | 2009-09-16 13:05 | 小説関連の活動など

声だしていこ~♪

a0013420_102195.jpg先日のエフエムぐんま「SPANGLE!」出演にあたりまして、ホームページのゲスト帳にも掲載していただきました。
今、エフエムぐんまでは「声だしていこ~キャンペーン」というのを展開中とのことで、こんな感じになってます。
⇒エフエムぐんま・ゲスト帳

ここでも怪談の宴2009のことを載せてもらってますが、「もちろん岡部さんも出演します。」と書いていただいちゃいました。出演というほどのものでもないのですが・・・・・・皆さんにお会いできること、楽しみにしてます!
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by etsu_okabe | 2009-09-08 10:07 | 小説関連の活動など
本日9月4日(金)、FMぐんまの「SPANGLE」(11:30 〜 14:55放送)に出演します。
出させていただいたのは、前回と同じ「人間力向上委員会」のコーナー。今回は電話ではなく、前橋のスタジオにお邪魔して収録してきました。

パーソナリティの櫻井三千代さん、ほんっっっとうに魅力的な女性でした。そのうえ、わたし的に大変な「ネタの宝庫」……掘り下げたい……。
彼女のおかげで緊張もなく、もんのすごく楽しくお話できました。あんまり気持ちのいいテンポなので、恋愛話などもあれこれ話してしまいました。
もちろん、9月12日「怪談の宴」の宣伝もぬかりなく。

群馬地域の方、ぜひお聴きください♪
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by etsu_okabe | 2009-09-04 01:38 | 小説関連の活動など

手書きPOPツール

a0013420_13443886.jpg 手書きPOPをちょちょいと作れるサイトを発見しました。
 さっそく『枯骨の恋』のPOPを作成。おもしろーい♪ (⇒写真)

 他にもお一人、作ってくださっていました。
⇒ホンスミ様が作ってくださった『枯骨の恋』のPOP

 これ、はまっちゃいそうです。レビューは面倒という方も、これなら簡単で楽しめそうでしょう?
 それに、マイページに自分の作成したPOPを一覧表示できるので、利用の仕方によっては、【メモつき既読本一覧】を作成できちゃいます。
 皆さまも遊んでみてはいかがでしょう? で、その際は拙著のPOPもぜひひとつ、よろしくお願いします!
⇒POP it (ポップイット)
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by etsu_okabe | 2009-08-26 14:03 | 小説関連の活動など