小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

カテゴリ:小説関連の活動など( 54 )

6月12日(金)、エフエム群馬の『Spangle!!!(スパングル)』という番組に、電話出演いたします。

  パーソナリティ 櫻井 三千代さん
  ホームページアドレス:http://www.fmgunma.com/
  FMぐんま(JFN系列)メイン周波数 86.3MHz
  群馬全域~一部埼玉・栃木
  放送日時 毎週(金)11:30-14:55(生放送)
  ※わたしの出演は、6月12日(金)14:00過ぎ(14:08頃?)とのことです。

番組自体は生放送ですが、わたしは収録で電話インタビューを受けました。
パーソナリティの櫻井さん、同世代ということもあって、わたしの短篇集『枯骨の恋』をとても共感を持って読んでくださったとのこと。しかも、女の情念の部分でも、男関係の苦労(笑)の部分でも、どうやら相通ずる匂いがぷんぷんいたしまして、収録はとても楽しい時間となりました。

群馬のみなさん、ぜひお聞きください!

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収録後、担当の方から
「岡部さん、清志郎がお好きと聞いてますので、最後に何か曲をおかけしますが、何がいいですか?」
と突然言われ、軽くパニックに。死んでしまってからというもの、触れたくなくて避けてきたのだ。自分の本をチェックに書店に行っても、ずらっと並んだロッキンオンの表紙の前を、目をつぶって通っていた。
しかし、そう言われたらやはりかけて欲しい。ああ、RCのあらゆる曲が頭の中をぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・・。
で、「すみませんが、ちょっと時間ください!」とお願いし、いったん電話を切って考えた。
若干涙ぐみながら悩んで悩んで悩んで、結局「指輪をはめたい」「ヒッピーに捧ぐ」をリクエスト。どちらがかかるかな?
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by etsu_okabe | 2009-06-11 02:01 | 小説関連の活動など
エキサイトブログ仲間「反証的鍼灸手技臨床」で『枯骨の恋』をご紹介いただきました。
⇒記事はこちら

三節さんは、佐渡ヶ島の鍼灸師。酒をこよなく愛する人です(お酒の著書もあります)。美しい声を持つシンガーソングライターでもあります。そして、面白い人を引き寄せる磁石を持っている人です。すごい特技です。
ブログにコメントしたことから始まって、東京や佐渡でお会いし、どういうわけか古い友人のような気がしてならないのですが、実際は数回しかお会いしていません。人との縁とその深みというのは、時間とは関係ないのですね。
三節さん、またおいしいお酒を飲みましょう~。

短篇集『枯骨の恋』の中の『親指地蔵』の舞台「Qが島」は、佐渡ヶ島がモデルです。
あるんですよ、あの島には「賽の河原」が。それはもう、寺山修司のつぶやく声が聞こえてきそうな風景が。

今年は『幽』のイベントが新潟と聞き、それに合わせて佐渡行きを決定しました。お地蔵さまたちに、お礼参りに行きたいと思います。

⇒岡部えつ『枯骨の恋』詳細はこちら
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by etsu_okabe | 2009-06-10 22:47 | 小説関連の活動など
漢方整体院・新宿すみれ堂の院長、須藤さんのブログで『枯骨の恋』をご紹介いただきました。
⇒記事はこちら

新宿すみれ堂は、今年4月にオープンしたばかり。場所は日本の魔窟(?)、新宿二丁目です。
院長の須藤さんは、元ライターさんだけあってブログもとっても面白く、読んでいるだけで健康になってくる気がします。
もちろん施術も天下一品。 「推拿(すいな)」という中国式のマッサージなのですが、こちこちの体がどんどんほぐされて、緩んでくるのが分かります。

須藤院長とわたしはかつての「書き仲間」。故・安原顕さんのもと、頭からぼーぼー火を噴き上げるようにして書いては読み合い、新宿界隈を飲み歩いたものでした。
ライターとしてのお仕事や小説だけでなく、空手やトライアスロンなど、肉体的にも常に厳しく自分を鍛えている方で、わたしはいつもそのエネルギッシュなパワーに圧倒されていました。

もの書きというのは、常に他人の心理を想像し、時には入り込んだりもします。人間観察もよくします。そうしたことに長けた彼女の施術がいかに「ツボ」にヒットするか、想像に難くないでしょう。
これからも、辛くなったらソッコーで新宿二丁目に飛んでいくつもりです。

※歩いて数分の新宿三丁目に、行きつけのスナック「雑魚寝」があるので、これまた便利。極上コースですね。

⇒新宿すみれ堂へのアクセス
⇒岡部えつ『枯骨の恋』詳細はこちら
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by etsu_okabe | 2009-06-09 21:13 | 小説関連の活動など
a0013420_23133226.jpg明日、6月6日発売の「ダ・ヴィンチ」7月号に、わたくし岡部えつのインタビュー記事が掲載されています。
生まれて初めての雑誌インタビューでしたが、インタビュアーの門賀さん(お美しい!)の優しいフォローで、終始リラックスしてお話できました。
わたしの処女短篇集を、本当にじっくりと読み込んでいてくださり、お話しながら感動しっぱなしでした。
ありがとうございました。

<西原理恵子スペシャル>に<高山なおみのはじまりは料理から>と、今号のダ・ヴィンチも面白い記事が満載です(あ、お二人とも吉祥寺ゆかりの方だ)。

そして、先日授賞式でご一緒した(でもほとんどしゃべれなかった!)、ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞・朱野帰子さんの受賞作も掲載されています。

とまあ、濃い一冊。

⇒岡部えつ『枯骨の恋』詳細はこちら
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by etsu_okabe | 2009-06-05 23:27 | 小説関連の活動など

立ち読みができます

『枯骨の恋』が、立ち読みできます。⇒こちらからどうぞ
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by etsu_okabe | 2009-06-05 02:16 | 小説関連の活動など

授賞式の長い一日

 昨日6月1日(月)は、第3回『幽』怪談文学賞授賞式の日。
 朝7時頃起床。昼頃まで次号『幽』の<厠の怪談>の原稿を推敲し、メールで送ってからブランチ。食べながら授賞スピーチを考えるが、厠の余韻のせいかまるっきり浮かばず。ああこういうの、苦手。
 結局あたりさわりのない短い文章を作ってプリントアウトして小さく切りとり、手帳に挟んで時計を見れば、うわ、やばい時間! 慌ててシャワー、そして化粧。ああ、寝不足がたたってぶつぶつだらけー。エステくらい行こうと思っていたのになあ、などと言いながら、ちょい厚めにファンデを塗ってみる。
 ばたばたと井の頭線に乗り、渋谷までの間にスピーチ再考を試みるが、頭からっぽ。山手線に乗り換えてひと駅、約束の時間ちょうどに恵比寿に到着。
 ウエスティンホテルは以前、母を送ってきたことがあるだけで、中に入るのは初めて。ここで授賞式があると知ったとき、いっちょ当日泊まってみるか、エステなんかもしちゃったりして! などと考えたが、値段を見て鼻血が出そうになり、断念。くそーいつか見てろよ~~~。
 ホテルに到着したのは、式本番よりより2時間半も前。わが故郷群馬が誇る地元紙「上毛新聞」が取材に来てくださっていて、インタビューを受けたのである。記者の方も群馬出身で年齢も近く、「●●中学? じゃあもしかして●●●●さん知ってる?」的な、非常にローカルな話題で盛り上がってしまう。
 記者さんに、著書へのサインを頼まれて狼狽。「えええ、書き方分かんない~」。担当編集者のKさんが、懇切丁寧に教えてくださる。年下なのに、わたしは時々彼女がお母さんに思えてしまう。やっとこさっとこ書いて、うわ、字、へたくそ!とまた狼狽。。。
 んなことをやっている間に、控え室には岩井志麻子さん、木原浩勝さんが現われ、くらくら。取材を終えてご挨拶し、ド緊張しながら席に座っていると、京極夏彦さん、高橋葉介さん、東編集長もみえた。ああもう誰か助けて。この頃にはもう、スピーチのことなど何百光年も彼方・・・・・・ふっ、なるようになるさ・・・・・・。
 しばらくして、リハーサル開始。どひゃあ。こんなに広いのー! こんなとこ(ステージ横)に座ってなきゃいけないのー! などと胸の中で叫ぶ間にも、リハは着々と進んでいく。やがてわたしの名が呼ばれ、ここにきて、いやでもスピーチのことを思い出させられる。どーしよー。
 リハーサルを終えて再び控え室に。中の絢爛豪華さにもう息ができないので、廊下に出てソファーで靴を履き替え、しばらくそこにいることに。ふと思いついたことをスピーチメモに書き足したりしてみる。
 そして本番前の会場へ。
 なんとまあ、すごい人~~~~~。式が始まるまで、招待した人たちを見つけては走り回り、挨拶する。群馬から来てくれた友人とは、何年ぶりかの再会。わーきゃー言っているうちに、いよいよ本番・・・・・・。
 ダ・ヴィンチ文学賞授賞式が終わり、客電が消えて会場がざわっとなったところで『幽』怪談文学賞の授賞式。わたしの左手にはできそこないのスピーチメモ。まじでどーしよ。
 東さんの楽しく温かいお言葉のあと、岩井志麻子さんのお言葉。最初からかっとばしてくださったが、胸にしみる「本音」の言葉に打たれ、よし、自分の言葉で語ろうと決意。
 いよいよそのとき、しどろもどろのめろめろめためたながら、自分の言葉でなんとか短いスピーチを終えた。今となってはもう、何をしゃべったんだか。
 授賞式のあとは、懇親会。お客様たちが食べて飲んで歓談されている中、ありがたいことに、たくさんの方が声をかけてくださり、ご挨拶をすることができた。
 ぽーっとしている間にパーティーは終わり、二次会、そして三次会・・・・・・。気がつけば3時過ぎ。方向が同じの行灯製作者の天野行雄さんと、てのひら怪談でお馴染みの山下昇平さんとタクシーに乗り込み、帰宅。
 夢のような一日が、長いなが~~~~~い一日が、終わりました。

 あの場でたくさんの「おめでとう」をくださった皆様、本当に本当に、ありがとうございました。

 歴代受賞者の皆様にもお会いできて、嬉しかったです。なのにわたしったら、連絡先をまったくうかがっておらず、お礼の連絡もできない始末。次にお会いできるのを、楽しみにしております!


a0013420_364413.jpg 今朝起きたら、前橋の友人から携帯にメールが入っていた。清志郎が死んだ日「俺の青春が終わった」とひと言メールをよこした男。『枯骨の恋』のエピソードに、少なからず関わっている昔の仲間だ。開いてみると「すげーじゃん! 上毛新聞に写真入りで載ってたぞ。サインくれ!」。奥様にお味噌汁をよそってもらいながら子供たちに「最近学校どうなんだ」とか言って新聞広げたら「うお! えつぼー!(←当時のわたしの愛称)」。目ん玉ひんむいてる彼の顔が思い浮かんで、吹き出してしまった。おそらく作品はまだ読んでいないのだろう。読んだらなんと言うかな。よしと言ってくれるか、はたまた絶交されちゃうか(笑)。「そんなことよりお前太ったな」とか言われそうだ。
 そのあと、前橋の従姉たちからも「見たよ!」とメール。新聞のことは誰にも言っていなかったので、みんな驚いてくれて、それがおもしろ嬉しい。
 その頃実家では、母のところにじゃんじゃん電話やメールが入っていたそうだ。上毛新聞、おそるべし。記事掲載、ありがとうございました!!


 体を起こせたのは夕方近く。昨日会場で預けた荷物をとりに実家に向かう道すがら、吉祥寺の主要書店に寄ってみる。あったあった、わたしの本!
「近所なもんですっぴんですみません、いつもはもう少し綺麗なんですよ」とどうでもいい言い訳をしながら、書店員さんにご挨拶。写真を撮らせていただいたり、POPのお願いをしたり。ここもまた、ローカルパワーに期待しちゃってるわたし。

 じんわりじわじわ、感動の波が押し寄せてきた。

⇒岡部えつ『枯骨の恋』6月5日発売
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by etsu_okabe | 2009-06-02 23:59 | 小説関連の活動など

『枯骨の恋』の全貌

a0013420_129333.jpg

昨日、見本が届きました。郵送でも宅配でもなく、「人便」で。ああ、愛♪
あいにく家をあけていたので、近所に住む母のところへ届けてもらったのですが、
「目のくりっとした、とっても可愛いお嬢さんが持ってきてくれたわよ」
と母。目のくりっとした可愛いお嬢さん、ありがとうございます!!!

あんまり素敵なので、いやがるのをおだててベッドに寝かせ、体を開かせて撮影敢行。
「いいね」
「可愛いよ」
「しびれるぅ」
最初は恥らっていた彼女も、最後はこの大胆ポーズ(↑↑の写真)。
さあ、もっと見せてもらおうかな、ふっふっふ、と手を出すと、ぴしゃりとはねのけられました。
「一番大切な<秘部>は、わたしを愛してくれる人にだけ捧げたいの」
だそうです。
これより中をが気になる方は、ぜひ書店にてお買い求めのうえ、思う存分開いてご堪能くださいませ。

ああ、嬉しい~~~~~~!!

⇒岡部えつ『枯骨の恋』6月5日発売
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by etsu_okabe | 2009-05-27 12:28 | 小説関連の活動など
『枯骨の恋』本日校了。これでわたしの手を離れた。ああ、ドキドキするぅ・・・・・・。

本を作るということは、わたしにとっては何もかも初めてづくし。メディアファクトリーの担当編集者さんには、本当に色々とご面倒をおかけした。このへなちょこ新人に根気強くおつき合いくださり、また手取り足取りご指導くださったこと、心から感謝、感謝だ。

今回の経験で、一冊の本を作るのにはたくさんの人たちの手がかけられているということを、つくづく思い知った。
わたしが書いた作品たちを世に出すために、わたしの知らないところであらゆる知恵がしぼられ、お会いしたこともないたくさんのプロフェッショナルが腕によりをかけてくださっている。
なんという、幸せ。
こうして産み落とされた愛の結晶を、一人でも多くの方に手にとっていただきたい。そのためならもうなんでもする! という気分だ。

じんじん感動しながら帰宅してネットに繋いだら、あらまびっくり、すでにいくつかのオンライン書店で、我が子の予約受付が始まっていた。
嬉しいような怖いような、なんなんだ、この気持ちは。。。

⇒ビーケーワン
⇒Amazon
⇒e-hon
⇒セブンアンドワイ
⇒Yahoo!ブックス

少し前から、ブログの左上に書影を載せている。
初めてこの装幀のラフを見せていただいたのは、まだ全ての作品が完成する以前だった。煮詰まってうんうん唸っていたときこの絵を見て、わたしのテンションが一気に上がったことは、想像に難くないだろう。最後のひとふんばりの燃料になったのは、間違いなくこの絵と装幀だ。
ちなみに、裏側には女の下半身があります。ぜひ書店でお確かめを。
(装幀=坂川栄治さん+田中久子さん(坂川事務所)、イラスト=佐藤正樹さん)
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by etsu_okabe | 2009-05-15 02:51 | 小説関連の活動など
 昨年「幽・怪談文学賞」短篇部門大賞を受賞いたしました、『枯骨の恋』を収めた短篇集の発売が決定しました。

 発売日は、2009年6月5日。実際店頭にはもう少し早く並ぶそうです。6月2日頃だと思います。
 タイトルは受賞作と同じ、『枯骨(ここつ)の恋』です。

 装丁をまだお見せできないのが残念ですが、初めてそれを見たとき、わたしのテンションがズドーンとハイになってしまったくらい、女の孤独と情念がひんやりと表現された、素晴らしい、素っ敵なデザインです。

 わたしの書いたものが、たくさんの人の手にかかってでき上がり、まもなく世に出て行きます。
 本当に、本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 ところで発売日の6月5日は、暦を見ると「芒種」とありました。これは稲や麦などの種まきの日だとか。デビュー単行本が生まれるのに、ぴったりの日ではないですか!!
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by etsu_okabe | 2009-04-24 12:08 | 小説関連の活動など
a0013420_123797.jpg 幽・怪談文学賞を受賞していながら、まことに恥ずかしい話、わたしはそれほど怪談やホラーを読んでこなかった。これまで書いてきた小説も、男と女がぐちゃぐちゃ絡まるようなものばかりだったから、受賞作を単行本にするためにあと数百枚分も怪談を書かなくてはならないと知ったときには、正直呆然としてしまったほどだ。
 かと言って誰かが代わりに書いてくれるわけもなく。この数か月の間、仕事以外はほとんど家を出ずにうんうん唸っていたところ、『幽』編集長の東雅夫さんが怪談文学指南書を執筆中と知り、本当にもう、すがりつきたいような気持ちで待っていた。
 それが「怪談文芸ハンドブック 愉しく読む、書く、蒐める」である。
 拝読できたのは第一稿を出し終えたあとだったが、この時期これを手にできたということは、わたしにとって大変な幸運だった。それがどれほど大きなことだったかは、写真を見ていただければ分かるだろう。わたしは本を汚すことができないタチ(子供の頃は本をまたいでも叱られた)なので、気になるところには付箋紙を貼るのだが、いやはやこの通りである。

 この本は、わたしのように怪談を書こうという人にとってはこの上ない参考書である。怪談の定義から歴史、先人たちが残した怪談名作の読みどころまで、知りたかったこと、知っておくべきことがぎゅぎゅっと詰まっている。
 そしてまたこの本は、読書好きにとって最高の怪談ガイドブックだ。これ一冊で、何十冊分をお腹に入れられることか! 珠玉の名作から引かれた一節とそれにまつわる話や解説を読んだだけで、ひとつの濃厚な物語をまるっとすっかり堪能したような高揚感に包まれてしまう不思議は、東さんの手腕と怪談文学の奥深さゆえだろう。

 本の中で何度か出てくる佐藤春夫の言葉「文学の極意は怪談である」。この意味がよーく分かった。
 ひと段落したら本を抱えて旅に出る予定なのだが、これでもう持参する本は決まったようなもの。ところで、怪談本を何冊も背負った女に、旅先でのアバンチュールはあるでしょうか?
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by etsu_okabe | 2009-04-05 03:15 | 小説関連の活動など