小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

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a0013420_1304972.jpg今発売中の『週刊 SPA!(スパ)』の書評欄(P110)に、『枯骨の恋』が取り上げられていました。

全然知らなかったので、びっくり! さっき急いで近所のコンビニに買いに走ると、最後の1冊でした。

待ちきれずに道端で立ち止まって読んでみると、まずは出だしの1行にじ~ん。
『短編小説の新人賞として、角川ホラー小説大賞と並ぶポテンシャルを発揮しつつある「幽」怪談文学賞。』
「幽」から出たことを誇りにしているわたしとしては、しびれる一文です。
そしてライターの吉田大介さん、『枯骨の恋』を丁寧に読み込んでくださっていて、とても褒めてくださっています。わたしが著者本人でなかったら、この記事読んでこの本買うわ、と思いました。
感謝、感謝です!

それから今日、本を読んでくださったという方から、メールをいただきました。
このブログのカテゴリ「岡部えつプロフィール」にあるメールフォームから、送ってくださったのです。嬉しくて、何度も読み返しました。

今年前半、色んなものを犠牲にしながら必死で書いたものが世に出て、その結果が今、温かく返ってきているという感じです。
生まれてきて一番多くの「おめでとう」をもらっています。
ああ、嬉しい。しみじみ、嬉しいです。

⇒岡部えつ『枯骨の恋』詳細はこちら
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by etsu_okabe | 2009-06-26 01:54 | 小説関連の活動など

あの人からのメッセージ

テレビ番組を作る仕事をしている友人の、最近の仕事が今日放送される。

  『蔵出し劇場 あの人からのメッセージ ~遊びをせむとや生まれけむ~』
  放送日時:6月25日(木)18時~18時39分 NHKBS2 

『蔵出し劇場 あの人からのメッセージ』というシリーズは、ゆかりのある二人の人物を取り上げ、膨大なNHKのアーカイブスから彼らの歴史を掘り起こして新たな照明を当てる、とても濃い番組だ。

今回彼女が取り上げたのは、漫画家の横山隆一さんと、グラフィックデザイナーの福田繁雄さん。

以下、友人のブログより抜粋する。
    ↓↓↓↓↓
漫画家の故・横山隆一さん。今年は実は生誕100年にあたる。(何と松本清張と太宰治と同じ年!!)
サザエさんと並ぶ昭和の国民的人気漫画あのフクチャンの産みの親だ。
<中略>
しかし、なんといっても今回取材していて一番驚いたのは、1000点を超える珍コレクション。
日本縦断を徒歩でしたときの植村直己の足のタコ。
川端康成の胆石。
歴代警視総監の指紋。(これはいつも人に指紋を採らせているから。だそうな)
トキワ荘の壁は横山さんを尊敬する手塚治虫たちから証明書つき(!)で贈られている。
<中略>
『蔵出し劇場 あの人からのメッセージ ~遊びをせむとや生まれけむ~』横山隆一さんと、グラフィックデザイナーの福田繁雄さんの組み合わせである。
「日本のエッシャー」とも称されたトリックアートの第一人者。
福田さんのメッセージからも、「遊び心」の大切さをひしひしと感じさせられ、このお二人を組み合わせて構成させていただくことにした。実は……意外なつながりもあるのである。(番組の中でのお楽しみ)
遊び心の達人のお二人の生き方が少しでも伝わってくれるとうれしい。


テレビを持たないわたしなのだが、唯一残念なのが、そのせいでたまに彼女の仕事を見られないことがあること。
近所に、一人暮らしのくせに2台のテレビを持つ母がいるので、都合がつけば飛んで行って見られるのだが・・・・・・さて今日は間に合うか!? 昼間入っている仕事を全力で頑張るのみ!


■トラックバックした彼女のブログ記事はこちら↓↓↓
何かいいことないか子猫チャン
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by etsu_okabe | 2009-06-25 09:25 | 日々のこと/エッセー
化粧品メーカー【パースぼうや】さんの店長日記で『枯骨の恋』をご紹介いただきました。
記事はこちらの2本!
   ↓↓↓
http://pars.co.jp/hpgen/HPB/entries/49.html
http://pars.co.jp/hpgen/HPB/entries/50.html

そもそもはWEBのお仕事で関わったメーカーさんだったのですが、こちらの商品に惚れこんで、お仕事が終わったあとも、愛用させてもらっています。
時々「お肌、きれいですね」と褒めていただけるのは、EGFの力かも!
衰えが気になる年齢の女性に、おススメですよ~。

パースさん、ありがとうございます♪
今、ダイエット企画中ですか・・・・・・やばい・・・・・・お世話になっちゃおうかしら。

⇒岡部えつ『枯骨の恋』詳細はこちら
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by etsu_okabe | 2009-06-24 18:23 | 小説関連の活動など
 上毛新聞6月22日(月)の文化欄に、わたくし岡部えつのインタビュー記事が掲載されました。
 こんなにどかーんと取り上げてくださるとは。感謝。
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 そして今朝、待ちかねた4冊の見本が届きました。各巻末の「幽・文庫通信」に、掌編怪談を書かせていただいています。

a0013420_019488.jpg  ●勝山海百合 著『十七歳の湯夫人』
  ●怪談文芸競作集『怪談実話系2』加門七海・福澤徹三・平山夢明・森山東・立原透耶・木原浩勝・小池壮彦・中山市郎・安曇潤平・岩井志麻子・山田野理夫 著
  ●木原浩勝 著『隣の怪 木守り
  ●中山市郎 著『怪異実聞録 なまなりさん

「同日発売になる文庫4冊に、連作のかたちで4つの怪談を」と依頼され、わたしが取り組んだのは、『枯骨の恋』収録の短篇「アブレバチ」のアナザー・スト-リー。その内容は・・・・・・『枯骨の恋』の中で唯一エロス要素がなかったこの物語に、この場所を借りてこってりエロスを盛らせていただきました。
 大仕事(短篇集の執筆)を終えたあとの掌編だったので、ものすごく楽しんで書きました。「アブレバチ」にまつわるじとっと湿った男女の恐いお話を読まれたい方は、ぜひ手におとりくださいませ。

⇒岡部えつ『枯骨の恋』詳細はこちら
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by etsu_okabe | 2009-06-24 00:41 | 小説関連の活動など
 3年前、初めてのときもそうだった。与那国島を離れたあと、島が恋しくて恋しくて、一種のホームシックにかかってしまうのだ。こんなこと、他の土地では経験したことがない(かつて、ニューヨークから戻ったあとに同じような症状が出たが、あそこには3か月もいたので種類が違うと思う)。
 都会の喧騒の隙間に幻の三線の音がポロンポロンと聞こえるとき、目を瞑るとあの真っ青な空と海が広がる。木漏れ日の落ちる庭先に吹く風、虫の声、波の音、入道雲、重たい雨、降るような星・・・・・・。
 故郷でもなければ暮らしたこともないのに、わたしはそれらを思い出すとき、胸が詰まって泣き出しそうになる。
 島では最近、島外の人の自殺体がよく見つかるという。わたしには自殺願望は一切ないが、人に見つからぬ場所がたくさんあるあの島で、溢れかえる命に包まれながら死ぬことを選ぶ人の気持ちが、分からないこともない。
 本来「死」とは、そういうものかもしれないな。

 ダーリンの宿(里家)に遊びにきていて、ほんの数十分お話をしたボブ田島さんは、島への愛情が顔から体から溢れ出ているような、心も体もでっかい人だった。短い時間の会話の中に、当たり前のように「島のことわざ」がぽんぽん出てきて、行きずりの旅人に対してそういう話を自然にできてしまう若者(30代だろうか?)がいることに、島の底力を感じた。そして、土地の心とは、こうして“語り”で受け継いでいくものなのだということを、あらためて教わった思いだった。

 ■ボブ田島さんのブログ『与那国人』で、紹介していただきました。
  ⇒記事はこちら

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a0013420_9321454.jpg 21日(日)の朝日新聞に、枯骨の恋の広告が掲載されました。大きくてびっくり! 嬉しいなあ。

⇒岡部えつ『枯骨の恋』詳細はこちら
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by etsu_okabe | 2009-06-23 09:35 | 旅のこと
エキサイトブログ仲間、イラストレーター・ヤマサキさんの「週間山崎絵日和」で『枯骨の恋』をご紹介いただきました。
⇒記事はこちら

旅先の与那国でこの記事を見つけ(宿は無線LANもあるのですが、ほとんどPCは開けず、携帯でチェックしてました)、ビーチできゃあきゃあ一人大騒ぎ。

たしか、最初にわたしがヤマサキさんのブログを偶然見つけ、その面白さにリピーターになって、コメントつけて・・・・・・というのがきっかけで、ブログ上でささやかな交流が始まったのではなかったでしょうか。
イラストもさることながら、コメントも、漫画も、どれもこれも面白くて、夜中にお腹を抱えて笑うこともしばしば。そのセンス、大好きなんです。
そんなヤマサキさんのイラストに、わたしの本が登場してるなんてーーーー!!!
これも頑張って書いたからだな。良かった~~~♪

※本日の朝日新聞に、『枯骨の恋』の広告が載っているそうな。ありがたや!

⇒岡部えつ『枯骨の恋』詳細はこちら
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by etsu_okabe | 2009-06-21 08:16 | 小説関連の活動など
 今回の与那国は、里家(さとや)の宿泊客がわたし一人だけという、超ラッキーな4泊5日だった。おかげでダーリン独り占め(笑)。
 大好きな東崎(あがりざき)、南牧場、久部良港、『枯骨の恋』に収録されている短篇『アブレバチ』を書くきっかけとなった「クブラバリ」・・・・・・いつもならレンタカーを借りて一人で何度も回るそれらの場所も、今回は光男さんが用事で出かけるのに便乗するとついでに回ってくれたので、知らなかった島の話などをたくさん聞かせてもらいながらの、贅沢な観光となった。

 滞在途中からはほとんど出かけず、昼間は家で二人(光男さんの奥様は、お仕事に出かけてしまう)ごろごろしながら、島の不思議話を山ほど聞かせてもらった。
 わたしが怪談を書いていると知ると、そんな話があとからあとから湧いて出てきたのだ。思いもよらないことだった。これまでの2度の滞在時には、出てこなかった話だ。
 さらにびっくりしたのは、そこに通りかかった近所の人たちも、その多くが当たり前のように人魂を見たり、幽霊や不思議な光を見たりと、新たな不思議話がどんどん出てきたことだ。メモする手が追いつかない。
 そして極めつけは、近所に住む呪(まじな)い師の方に、会わせてもらえたことだった。ここで聞いた話は貴重過ぎて、安易にブログには書けない。いつか小説に生かせればと思いながら、夢中でメモをした。

※これは大事なことなので書いておく。3年前の初めての与那国滞在のときにも、わたしは光男さんに「島に恐い話や不思議な話はないですか」と聞いた覚えがある。しかしそのときにはあっさり「そんなものないよ」と言われた。おそらく、やたらとよその人に話すことではないのだろう。今回こうした話が聞けたのは、わたしたちがそれだけ気を許しあう親しい間柄になれたということかもしれない。だから、このブログを読んですぐに与那国に飛び、やたらとずかずか不思議話を取材するようなことはしないで欲しい。島にはまだ、畏れるべき神様や不思議な力が、確実に存在する。

 というわけで、このたびの八重山旅行も、本当に濃い、濃過ぎて溺れそうな7日間となった。それもひとえに「里家(さとや)」のダーリンこと、光男さんなくしてはありえなかったことだ。大感謝! お化けだけでなく、島の神事についてもしつこく聞くわたしに、辛抱強く丁寧に教えてくださった。そして彼の奥様(わたしの本名と同じ名前!)にも、それはそれはもう、大変なお世話になった。ありがとうございました!

■沖縄・八重山民謡「東崎(あがりざち)」を唄う“ダーリン”光男さん↓↓↓


※こちらのご主人は、宿泊客のみんなから「光男さん」とか「みつおじ」と呼ばれて愛されていらっしゃいます。わたしは最初の滞在のとき「僕はみんなからダーリンと呼ばれている」と嘘をつかれ(笑)、そのままダーリンと。今回彼の「島名」も知りました。隣のおばあちゃんなどは、そちらの名前で彼を呼びます。島の誰もが名前を2つ持っているそうな。これにもびっくり。
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by etsu_okabe | 2009-06-20 04:29 | 旅のこと
与那国で本格的な三線演奏と沖縄民謡を聴かせてくれる宿は、多分ここ里家(さとや)だけ(多分)。
今日はどこにも出かけたくないと庭のテラスでぐずぐずしていたら、光男さんがやおら手製の三線を手に歌いだした。
「とくれば、ビールだな」
当然の成り行き。
隣の家の子供(一歳の赤ちゃんと幼稚園児のいがぐり兄弟)も聞きつけて踊りながら参加。
みんなが帰ったあと、冷たい廊下にごろんと横になっていると、耳元で静かに演奏してくれたので、それを子守唄に午睡をむさぼる。

三度目の与那国は、わたしの体中のネジをゆるめて、とろとろにとかしてくれた。
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by etsu_okabe | 2009-06-18 17:55 | 旅のこと

南牧場の夕焼け

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与那国で二番目に好きな場所、南牧場の海岸沿いから夕焼け。
幸せ。
ちなみに一番好きな場所は東崎(あがりざき)。
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by etsu_okabe | 2009-06-17 20:01 | 旅のこと

楽園

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『里家(さとや)』から徒歩数分の浜には、ダーリンが山のクバの葉とカーブミラーの柱でこしらえた、こんなもの(あずまや?なんてゆーの、これ)が。
人っこ一人いないこの完全プライベートビーチで、今から夕方までビール&読書です。
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by etsu_okabe | 2009-06-16 12:57 | 旅のこと