小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

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もしものために。

 老人福祉施設で働く友人から、プレゼントをもらった。
 「もしもノート」と「エンディングノート」。

 わたしはこれまで、
「生は自分のものだが、死は残された人たちのものだから、わたしが死んだら残った者がどうとでもしてくれればいい」
 とのたまっていた。
 しかし、人の死に立ち会うことの多いその友人から、会う度に「現代の日本で死ぬとはどういうことか」を聞かされるうちに、生きている間に自分の死について果たすべき責任もある、ということに思い至った。

 最近とても大事な人、大好きな人を亡くしたこともあって、わたしは彼女に、
「身近な人たちに対して、自分の死について何を言い残しておくべきなのか、箇条書きにして教えて欲しい」
 と頼んでいた。そこで彼女はわたしに、この贈り物をくれたというわけだ。
 
 年越しのとき、集合した家族全員で、このノートを開いて話し合い、ゆっくり時間をかけて、書き込んでいきたいと思う。
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by etsu_okabe | 2013-12-26 22:29 | 日々のこと/エッセー
業・朗読演奏会、無事に終えることができました。
お越しくださったお客様、支えてくださった方々、本当にありがとうございました。

怪しとエロスと女の情念を描く作家の朗読と、等身大人形の舞い、そしてフリージャズピアノと、韓国太鼓。
この、表現ジャンルも働かせる脳の部分も使う筋肉も、まったく違う面々が集まって、いったいどんなものが作り出せるのか、当初はまるで想像がつきませんでした。

本ができ、人形ができ、音楽ができました。
それが一か所に集まって、恐る恐る触れ合い、混じり合い、美味しくなったり不味くなったり喧々諤々やりながら、やがて整っていきました。

そして12月22日日曜日の夜、業のメンバー、ベルベットサンのスタッフの方たちやお手伝いしてくれた方たち、そして会場にお越し頂いたお客様たちが相俟って、この世界ができあがりました。

ありがとうございました。

業はこれきりではありません。続いていきます。
次はどんな世界ができるのか、他ならぬわたしたちが、もっとも楽しみにしています。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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後列左:スガダイロー(ピアノ)、後列中:飯田美千香(人形舞い)、後列右:儚(雪女の人形)、前列左:岡部えつ(原作・朗読)、前列中:ハマゴウ(狢穴の話の人形)、チェジェチョル(チャング)



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by etsu_okabe | 2013-12-23 22:07 | 小説関連の活動など
【告知★御礼!札止め&当日券のお知らせ】
おかげさまで、たくさんのご予約をいただき、めでたく札止めとなりました。
当日券、出ることになりました。
ただし、立ち見席です。そして、枚数は少ないです。早く来られた方から順にとなりますので、お早めにお越し下さい。


『業(ごう)』朗読演奏会@荻窪ベルベットサン
2013年12月22日(日)19:30開場 20:00開演 charge¥2,500(1ドリンク付)
演目:「六花-Rocka-」「狢穴の話」
出演
原作・朗読:岡部えつ
人形師:飯田美千香
ピアノ:スガダイロー
チャング(杖鼓):チェ ジェチョル


大好きな表現者を3人集めたら、こんな頭髪逆立つメンバーが揃ってしまいました。
次があることを祈って、ユニット名もつけました。
「業(ごう)」。

スガダイローの凶器的ピアノと、チェジェチョルの陶酔のチャングに導かれ、辿りつく先は業火に焼かれる女の世界。人形師・飯田美千香の渾身の人形舞が、岡部えつの物語世界を、しっとりと、ときにぬめぬめと、そして轟々と演じます。

「六花」は雪女の物語。
「狢穴の話」は岡部えつ最新刊「生き直し」の作中にある物語です。

どうぞ、観にいらしてください。

>>『業』朗読演奏会Facebook
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by etsu_okabe | 2013-12-14 10:39 | 小説関連の活動など