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小説を書いたり、酒を飲んだり、恋をしたり|岡部えつ


by etsu_okabe

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性愛小説アンソロジー『果てる』。実業之日本社より、発売中です。

■エデンの指図 桜木紫乃
■天国の鬼 宮木あや子
■髪に触れる指 田中兆子
■嵐の夜に 斉木香津
■紅筋の宿 岡部えつ
■南の島へ早く まさきとしか
■海の匂い 花房観音
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-55195-1





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by etsu_okabe | 2014-10-10 15:14 | 小説作品
 これまでにも何度か書いたり言ったりしてきたが、「誰にも言わないって約束してね」と前置きしてからされた「内緒話」が漏洩したとき、責められるべきは漏らした者ではなく、「内緒話を最初に明かした本人」であるとわたしは思っている。
 内緒を約束させられて話を聞かされた人に、責任はない。たとえ彼が明らかに漏洩したのだとしても、悪いのは最初に話を外に持ち出した本人。責任もそこにある。
 だから、本当の秘密を、わたしは誰にも話さない。「これ内緒なんだけど」と、話を盛り上げるために前置きすることはあっても、それはいずれ公表するものか、漏れても構わないものだ。だいたい、自分は気持ちよく喋っておいて、それを聞いた他人が漏らしたのを責めるなど、お門違いもいいところだろう。

 さて。
 SNSなどの「限定公開」の使い方の中に、「内緒にしてね」の前置きに似た匂いのする事例をたまに見かけ、気にかかっている。
 範囲を区切って限定にしたところで、中身の文章も画像も簡単にコピー&ペーストできてしまう以上、それは限りなく「公開」と同じ意味を持つのに、なんとなく「公表ではありません」「友達だけに言います」という前提を匂わせている投稿。危なっかしいなと思う。
 たとえばFacebookの場合、小さなアイコンで示されているだけの「公開範囲」に、読み手ががいちいち留意して、内容の扱いに責任を負うべきだと考えているのだとしたら、いよいよ危ないと思う。

 リベンジポルノや、犯罪周囲の実名顔画像晒しなどでわかっているように、インターネットに一度載ったデータは、残る。複写される。移される。拡散される。そういう可能性がある。
 責任は、最初にそれを載せた人物にある。



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by etsu_okabe | 2014-10-05 11:38 | 日々のこと/エッセー
 今日は、FMぐんまで収録でした。
 出演する番組は、デビュー以来、本が出るたびに取り上げてくださっている、櫻井三千代さん竹村淳矢さんの番組「G☆フォース」。今回はもちろん、「残花繚乱」についてたっぷり話してきました。

 櫻井さんも竹村さんも、「残花繚乱」を本当によく読み込んでくださっていて、出てくる質問が鋭くてびっくり。
 こういう嬉しさは、作家にならなければ味わえなかったものです。作品を読み込んで、作家の意図以上のものをそこから見出す読み手の力を目の当たりにして、喜びでクラクラしました。

 放送は今週金曜日。群馬の皆さん、お時間が合いましたらぜひお聞きください。

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by etsu_okabe | 2014-10-01 22:01 | 小説関連の活動など