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by etsu_okabe
| 2016-04-07 13:00
| 小説作品
あけましておめでとうございます。
昨年2015年は、長編小説『残花繚乱』(双葉社刊)の連続ドラマ化という、派手な幕開けでスタートしました。
ちょうど1年前のことですが、遥か昔のことに思えます。大変刺激的な3か月間でした。
ドラマ終了の頃より、双葉社文芸WEBマガジン「カラフル」にて、小説『フリー!』の連載が始まり、年末に無事、最終回を迎えることができました。
また、徳間書店の「読楽」に、短編小説『海の見える窓』を書きました。
近未来という、わたしにとっては初めての設定でしたが、命の終わりについて思うことを煮詰めて書くことができ、とても満足し、気に入っている作品です。
単行本は、書き下ろしの依頼がありながら、わたしの至らなさで押してしまい、新作を出版することができませんでした。
今年はその分丹精した作品を、昨年の分も出していきたいと思っています。
まずは2016年1月下旬、双葉社より長編小説『パパ』が出版されます。
習作時代より20年もの間、書いては消しを繰り返しながら温めてきた小説です。
すべての娘、また娘を持つ父親に読んで欲しい、そう願いながら書きました。
2016年、わたしは今年も、この頼りない身からどうしようもなく溢れてくるものを文章にして書き表すという幸せな作業に、最も力を注いでいくつもりです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
岡部えつ
昨年2015年は、長編小説『残花繚乱』(双葉社刊)の連続ドラマ化という、派手な幕開けでスタートしました。
ちょうど1年前のことですが、遥か昔のことに思えます。大変刺激的な3か月間でした。
ドラマ終了の頃より、双葉社文芸WEBマガジン「カラフル」にて、小説『フリー!』の連載が始まり、年末に無事、最終回を迎えることができました。
また、徳間書店の「読楽」に、短編小説『海の見える窓』を書きました。
近未来という、わたしにとっては初めての設定でしたが、命の終わりについて思うことを煮詰めて書くことができ、とても満足し、気に入っている作品です。
単行本は、書き下ろしの依頼がありながら、わたしの至らなさで押してしまい、新作を出版することができませんでした。
今年はその分丹精した作品を、昨年の分も出していきたいと思っています。
まずは2016年1月下旬、双葉社より長編小説『パパ』が出版されます。
習作時代より20年もの間、書いては消しを繰り返しながら温めてきた小説です。
すべての娘、また娘を持つ父親に読んで欲しい、そう願いながら書きました。
2016年、わたしは今年も、この頼りない身からどうしようもなく溢れてくるものを文章にして書き表すという幸せな作業に、最も力を注いでいくつもりです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
岡部えつ
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by etsu_okabe
| 2016-01-03 10:52
| 日々のこと/エッセー
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by etsu_okabe
| 2015-12-26 00:23
| 小説作品
いじめ自殺が起きる度に、『被害者vs学校』という対決の図を、もどかしく思う。これが崩れぬ限り、学校は加害者の側に立って、犯罪隠蔽を続けるとしか思えないからだ。
学校もまた、加害者によって「子供の安全を守る」という責任の遂行を阻害された、極端に言えば "被害者" である、という立場をとることができれば、殺された被害者遺族や、現在被害に遭っている被害者とともに、積極的に犯罪追及ができるのではないか。そのためにも、いじめを曖昧な「いじめ」というひとからげにせず、傷害、恐喝、レイプ、窃盗、器物損壊、殺人など、犯罪としてはっきりさせるべきだ。
という考えがわたしにはあるのだが、これは甘い、専門家から見たら滑稽な素人考えなのだろうか。
学校は子供を、社会で円滑に生きていけるよう教育する場のはずだ。犯罪者は罰し、被害者を救う。当たり前のことを、子供達に示して欲しい。
学校もまた、加害者によって「子供の安全を守る」という責任の遂行を阻害された、極端に言えば "被害者" である、という立場をとることができれば、殺された被害者遺族や、現在被害に遭っている被害者とともに、積極的に犯罪追及ができるのではないか。そのためにも、いじめを曖昧な「いじめ」というひとからげにせず、傷害、恐喝、レイプ、窃盗、器物損壊、殺人など、犯罪としてはっきりさせるべきだ。
という考えがわたしにはあるのだが、これは甘い、専門家から見たら滑稽な素人考えなのだろうか。
学校は子供を、社会で円滑に生きていけるよう教育する場のはずだ。犯罪者は罰し、被害者を救う。当たり前のことを、子供達に示して欲しい。
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by etsu_okabe
| 2015-07-11 14:01
| 日々のこと/エッセー